| |
高原のソバ畑
長野県・木曽町(きそまち)・開田高原
●撮影日時:2003年8月22日 午前10時頃 ●天候:快晴
 |
この時期の開田高原はあちらこちらで満開のソバ畑を見ることができますが、木曽御嶽山とともに写せるところは限られてしまいます。訪れた高台のソバ畑は、真っ白な花が快晴の光に眩しく輝き、山の上には積乱雲が湧き出して夏らしい雰囲気に溢れていました。広角レンズで広がりを見せ、暗くなる遠景の林を小さく表現して爽やかなイメージに仕上げています。偏光フィルターで夏雲と青空を鮮明にし、コントラストが高くインパクトのある夏の高原を描きました。ソバの花と雲のディテールが飛ばないよう露出に気を配っています。 |
 |
ペンタックス645NII FA45mmF2.8・Avモード(絞り22選択)・フジクロームベルビア100(ISO100・カラーリバーサルフィルム)・CPL(円偏光)フィルター/三脚使用 |
●撮影ポイントの様子

●撮影地について
霊峰、御嶽山の東山麓に広がる開田高原。標高1,000m以上の高地で渡る風も涼しく、避暑地として人気があります。どこかホッとするような美しい自然が溢れ、いつ訪ねても変わらないのは地域の住民によって景観が保たれているからでしょう。また、農耕馬として活躍した木曽馬の主産地で、今でもずんぐりした愛らしい姿を木曽馬の里で見ることができます。 昼夜の寒暖差が大きいことからソバの栽培が盛んで、この時期は真っ白なソバの花に埋め尽くされます。なかでも下の原地区にあるソバ畑は、背景に雄大な御嶽山を望む絶景ポイントです。また、高原は冷涼な気候から霧も出やすく、晴天とは違った幻想的な風景に出合うチャンスもあります。
撮影地情報
●一口メモ●自然満載な夏の開田高原は、キャンプや渓流釣りなどの他に、最近はブルーベリー摘みも人気があるようです。高原のソバを自家製粉した手打ちそば屋も多く点在し、香りや歯ごたえが絶妙なそばが味わえます。どこの店も美味しいですが、土橋地区にある「高原食堂」のざるそばが好きで、撮影に訪れるたびによく立ち寄っています。また、観光案内所付近にある「開田高原アイスクリーム工房」の、地元農産物にこだわったアイスクリームもお勧めです。
斎藤 友覧の日本の風景 −詳細撮影地ガイドシリーズ−
もっと多くの撮影地を知りたい!誰もが一度は写してみたい美しい日本の自然風景撮影地ガイドです。 |
|
|
 |
| 斎藤 友覧(さいとう ともみ) |
 |
1941年東京生まれ。
会社経営の後、写真家に転向し写真事務所「フォトワーク遊」を設立。
1980年頃から主に日本全国の風景を写している。
現在日本カメラ社「写真の教室」で撮影地ガイドを連載中。
写真クラブ「ふぉとくらぶ遊」を主宰し、定期的に撮影会や講評会などを行っている。
日本写真作家協会会員、日本風景写真家協会会員
<連絡先>フォトワーク遊 Tel : 03-3988-0450
|
|
|
Copyright © : NIPPON CAMERA All Rights Reserved.